三脚を立てて写真撮影をする時にカメラの向きを少しだけ変えたい時に狙った角度で止まらなくてもどかしい思いをしたことはありませんか?

特に自由雲台を使用していて、このような思いをしたことがある方は多いのではないかと思います。

  • ピタッと構図を決めたい!
  • 構図決めの作業を簡単にしたい!

そんな方におすすめするギア雲台が「BENRO プレシジョンギアヘッド雲台 GD3WH」です。

中国のメーカBENROから発売されている格安ギア雲台です。

格安ギア雲台「BENRO プレシジョンギアヘッド雲台」のよかったところ、よくなかったところをレビューします。

この雲台を使用すれば、思った構図にぴたりと合わせることができます。

この雲台を使用すれば構図決めのストレスはなくなります。

ギア雲台のいいところ

大まかに

 

思いの方向や角度にピタッと止まる!(これに尽きます)

 

ギア雲台のよくないところ

自由雲台と比較するとかさばる。

自由雲台と比較すると重い。

大まかな方向を向いてから細かく調整する必要がある。

(ワンアクションでは決まらない)

「BENRO プレシジョンギアヘッド雲台」を使う理由

BENROのホームページを見るとGD3WHの本体価格は¥48,000となっています。

が、通販サイトによってはかなり安く販売しているサイトがあります。

ギア雲台の場合、安くても2万円台、4万、5万円台のものも珍しくありません。

実売価格が3万円台前半の通販サイトが多いですが、

通販サイトの販売店によっては1万円前半で販売されている店舗もあります。

「BENRO プレシジョンギアヘッド雲台 GD3WH」レビュー

「BENRO プレシジョンギアヘッド雲台 GD3WH」製品仕様
  • 製品名  :GD3WH
  • 大きさ  :143×146×110(幅×奥行き×高さ) [単位:mm]
  • 重量   :740g
  • 最大荷重 :6kg
  • 付属品  :PU70(アルカスイス互換プレート)
「BENRO プレシジョンギアヘッド雲台 GD3WH」使用感

星形のコントロールつまみ、微調節つまみともに最初は硬く感じますが、

使用するにつれて、ちょっと触れただけで動くような柔らかさではないことが理解できます。

つまみには遊びもなくタイトなセッティングができます。

重量感があり、カメラ設置時の安定感を感じます。

こんなシーンでギア雲台の利点を感じました

オリオン大星雲などを撮影してみようと夜空に望遠レンズを向けると

星が背面液晶でわかるくらいにジリジリと動いています。

被写体の星や星雲はできるだけレンズ中央で捉えておきたいので、

目当ての星が9分割の真ん中の枠の右端に来たらレンズを右にパンして、

星を9分割の真ん中の枠の左端に来るようにしてみました。

操作はパン用の微調節つまみをクルクルと回すだけでいいのです。

自由雲台であれば、星を望遠で撮影するなんてできなかたでしょう。

これだけでも、ギア雲台を購入してよかったと思えます。

※赤道儀を使わないでのテスト撮影でのお話です。

また、俯瞰撮影をするのにギア雲台が重宝するというお話を聞きます。

被写体に対して縦横をきっちり合わせる必要がある場合に、

細かい調整ができるギア雲台が重宝するとのことです。

スチールであればクロップ時に縦横のずれを調整することができますが、

動画だと撮影時にしっかり正対を取っておく必要がありそうです。

まとめ

現在、自由雲台を使用している方で、撮影時の画角の微調整に不満がある方は

導入してみて損はないアクセサリーであることは間違いありません。

定価だと決して安価ではありませんが、安価で販売している通販サイトの並行輸入販売店もあるため、検討されてみてはいかがでしょうか?