写真を撮影しようとカメラを持って出かけました。

帰宅して撮影した写真を見てみると撮影時には良い感じと思えていた写真が「全体に暗い」「白トビ箇所がある」「水平が取れていない」など残念な部分を見つけることってありませんか?

残念ながら私はしょっちゅうありますです。

そこで、「Adobe Lightroom Classic」を使って残念な写真をOKな写真に修正する方法をお教えします。

※操作感はAdobe Lightroom Classic バージョン9.1でお話ししています。

 

たった10秒で出来る!残念な写真をより良い写真に修正!

はじめに、撮影したファイルはJPEGとRAWで保存することをおすすめします。

RAWファイルはセンサーが取り込んだ情報を画像に変換(現像)する前の情報です。

JPEGファイルを補正することも可能ですが、いじればいじるほど画質が劣化します。

「色の深みがなくなる」「ザラザラ感が増す」といった状態になり、変更した内容を元に戻すのが難しい

その点、RAWファイルであればJPEGファイルほど劣化は発生せず、元に戻すのも簡単です。

せっかく撮影したのに残念な写真

上の写真は東京某所で撮影した写真ですが、この当時は街中で写真を撮影するのには少々根性が足りなく周りの目を気にしながら慌てて撮影しました。

空と地面付近の明るさの差が大きく、空が白トビしない様に気をつけて撮影しました。

が、雲の一部に白トビが見られ地面付近が暗くなってしまいます。

また、「水平が取れていない」という気持ち悪い写真になってしまいました。

せっかく出かけて撮影した写真なので、Adobe Lightroom Classicで良い感じに救済します。

 

白トビの補正

空と地上付近の明るさの差が大きく、雲に白トビが発生しているので白トビを補正します。

右サイドパネルで操作します。

  • 「基本補正」
  • 「階調」の「自動補正」をクリック

雲の白トビを抑えた上に、地面付近が明るくなり全体的に見やすい写真になりました。

トーンカーブも暗い部分が抑えられており、中間域が少し持ち上げられています。

明るい部分がまだ高くなっています。

気になる様であれば「白レベル」を下げることにより白トビを減らすことができますが、ひきづられて空の色がかなり青くなってしまいます。

当時は天気が曇りなので地面の影がさほど濃くないので、空の天気が良すぎると違和感を感じてしまいます。

全体のバランスを見てほどほどに。。。

この機能はとても便利ですね。

このままででもバランス良い明るさなのですが、さらに自分の好みの明るさ、色合いを探っていくのも楽しい作業です。

 

水平出し

撮影した写真が右上がり、もしくは左上りになっていた場合に写真を水平にします。

撮影データは広角レンズで撮影しているので極力中央付近の水平部分を基準に水平出しをしたいです。

しかし、ここではLightroom Classicの機能にお任せです。

右サイドパネルで操作します。

  • 「変形」
  • 「水平方向」をクリック

画角がやや狭くなりますが、水平がとれて気持ち悪さがなくなりました。

撮影する時にちゃーんと水平で撮影できていればこの作業は必要ないのですが。。。

 

まとめ

いかがですが?

行う操作は2つ「階調の自動補正」と「水平歩行の補正」です。

ものの10秒でガラリと写真が変わります。

明暗差は被写体の状況でどうしようもない場合がありますが、水平出しは撮影時に注意することで減らすことができるものなので気をつけたいですね。

周りの人の目を気にせず撮影に集中できる図太さが必要かと思います。(笑)

おまけ

撮影時のレンズが15mmの広角レンズなのでレンズ補正をかけてみましたが、さらに四隅に引っ張られる感じになりますね。

右の人物と左のトラックがビョーンと伸びていましたがさらに伸びています。

レンズ補正前後のどちらの絵を採用するかは個人の好みかと思いますが、私はカメラプロファイルやレンズプロファイルをかけたい派なので四隅の画像のビョーンは許容することにしています。(あくまでもアマチュアの趣味の写真なので。。。)

 

 

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今回の撮影機材

 

 

 

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